作成日 2005.03



亜 鉛 [英]Zinc(Zn) [学名]Zinc(Zn) 
こんな人にお勧め 食生活の偏りが気になる人・お酒をよく飲む人・食物がおいしく感じられない人(味覚障害、拒食症)・ニキビが気になる人・胃腸の調子が悪い人・風邪が長びく人・目の衰えが気になる中高年(加齢性黄斑病の進行抑制)・髪や肌を美しく保ちたい人
主な働き  亜鉛は必須ミネラルのひとつであり、細胞の生まれ変わりを手助けする重要な成分で、アミノ酸と結合することでたんぱく質構造を安定的に保ちます。また体内の多くの酵素や免疫など、重要な働きに関わっているため、欠乏すると健康上さまざまな不都合が生じます。また、コラーゲン合成に関わるため、髪や肌を美しく保つのにも欠かせない成分です。現代人には不足しがちですが健康維持には欠かせない栄養素だといえます。
不足すると  下痢、胃潰瘍、口内炎、味覚障害、風邪を引きやすくなったり、肌荒れの原因にもなります。成長期の子供では発育障害がおこります。中高年になると亜鉛を食物から吸収し難く、排泄し易くなりますので、体内含有量が減少していきます。
適正摂取量 成人で1日40mg内服、これ以上では吐気・嘔吐・腎障害・血液障害等をおこす可能性があります。小児での許容量は 6ヶ月までの新生児-4mg、生後7〜12ヶ月-5mg、1〜3才-7mg、4〜8才-12mg、9〜13才-23mg、14〜18才-34mgといわれています。
医薬品等との相互作用 コーヒーと亜鉛を一緒に飲むと亜鉛の吸収が50%低下します、水又は白湯で飲みましょう。  カプトプリル(降圧薬)、シスプラチン(抗癌薬)、テトラサイクリン(抗生物質)、フルオロキノロン系薬(抗菌薬)、ペニシラミン(抗リウマチ薬)、ある種の利尿薬などで相互作用が生じます。服薬している方は医師・薬剤師にご相談ください。
豆知識 亜鉛不足は爪にも現れます。爪の角質細胞にはケラチンという繊維たんぱく質が多く含まれていますが、亜鉛不足になるとケラチンの合成がうまくいかず、発育不良となり縦ジワが増えたりします。爪をみることで亜鉛が足りているかどうかがわかります。
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アガリクス(俗名:カワヒラタケ、ヒメマツタケ) [英]Agaricus [学名]Agaricus blazei Murill (ハラタケ科)
こんな人にお勧め がんが心配な人・アレルギーが気になる人・免疫力の低下が気になる人・生活習慣病が気になる人
主な働き  昔からキノコ類は、多くの病気の予防や治療に役立つといわれてきました。現在、科学的根拠の実証が進み、キノコ由来の抗がん剤も何種類かあるほどです。その中でも特に注目されているのが、アガリクス。含有成分のβ-D-グルカンなどが、複合的に働く免疫システム全体を活性化させ、体内の異物(がん細胞、ウィルス)を攻撃するとされています。
 しかしヒトでの有効性と安全性については信頼できるデータがまだみつかっていません。
おもな成分  β-D-グルカンをはじめ、他のキノコに比べて粗タンパク質が43%と多く、多糖類、ビタミンB2、ビタミンD、マグネシウム、カリウムなどを多く含みます。
豆知識  アガリクスと名前のつくキノコは20種類以上あります。その中で、試験管内及び動物実験で抗がん作用が報告されているのは、「アガリクス・ブラゼイ」という種類のみで、1965年にブラジルから移入されて以来、人工栽培されるようになりました。
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アスタキサンチン[英]Astaxanthin
こんな人にお勧め パソコン操作などで目が疲れる作業をする方。視力の衰えを感じる中高年の方。激しい肉体疲労やスポーツをする方。
主な働き ビタミンEの約1000倍、β-カロテンの数十倍の抗酸化力を示します。
1)1日6〜12mg摂取を4週間継続したところ、眼精疲労や視力の調節改善が見られたとの報告がありました。
2)1日4〜12mg摂取を継続したところ、裸眼視力の改善と調節緊張時間の短縮が見られたとの報告があります。
3)運動部員に1日6mg摂取させたところ、運動負荷後の深視力とフリッカー値の改善が認められた。また、血中乳酸濃度の低下が認められたという報告がありました。
4)1日3.6mg以上摂取すると、血中LDL酸化時間が延長したという予備的な報告がありましたが、これはまだ未確定です。
注意すること 他のカロテノイド(ニンジンやトマトなど)と一緒に食べるとアスタキサンチンの吸収が阻害されるかもしれません。
視力減退がみられたとの報告がありますので、服用中は視力に注意しましょう。
おもな成分 カニ、エビなどの甲殻類に見出される赤いカロテノイド類のひとつ。遊離の状態あるいはエステルとして存在するほか、タンパク質と結合して種々の色素タンパク質として存在します。これら色素タンパク質はかなり不安定で、加熱したり、有機溶媒が作用すると容易に分解して赤色に分子式C40H52O、分子量(MW)596.85。融点215〜216℃。
豆知識 藻などの微生物が強烈な紫外線から身を守るために、アスタキサンチンを作ると考えられています。それを食べる鮭や鯛、エビやカニなど甲殻類は、食物連鎖によって色素が濃縮されて鮮やかな赤色をつけるといわれていて、それらもまた、紫外線や運動により発生する活性酵素の除去に関わっているようです。
参考: EBサプリメント 機能性成分の可能性[1]、薬事日報2007年5月30日
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明日葉(アシタバ)(俗名:ハチジョウソウ (八丈草)  [学名]Angelica keiskei (セリ科)
こんな人にお勧め 糖尿病が気になる人・血圧が高めの人
主な働き  漢方では古くから用いられた植物(薬用部分は葉(鹹草・<カンゾウ>)で、若葉は食用にもなります。明日葉には各種ビタミン、カリウム、カルシウム、鉄分、葉緑素などが豊富に含まれています。特にビタミンB1・B2・B12・β-カロチンが多いのが特徴です。葉の成分には利尿作用や高血圧を予防する働きもあるといわれています。
 この他、芳香成分や苦味成分は滋養強壮、疲労回復が期待できます。
 また、血管を強くする働きもあり、糖尿病の方に起こりがちな、毛細血管がもろくなる事によって起こる合併症などを予防する働きもあると考えられています。
おもな成分  フラボノイドの前駆体であるカルコン誘導体キサントアンゲロールと4-ヒドロキシデリンや、ビタミンB12、葉緑素を多く含みます。ミネラルでは、ゲルマニウム、カルシウム、カリウムが多いのが特徴です。
 含有成分のひとつであるフロクマリンは光線過敏症をおこすことがあります。
豆知識 伊豆七島や関東以南の温暖な海岸に自生するセリ科の植物です。きわめて生育が盛んで、葉を切っても翌日には若葉が生えてくるといわれるところからこの名がつきました。
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アミノ酸
こんな人にお勧め 疲れが気になる人・ダイエットしたい人・足のむくみが気になる人・集中力を高めたい人など
主な働き  食事から摂取されたタンパク質は胃酸でペプチドに分解され、さらに小腸上部で膵液などにより分解されて最終的にアミノ酸になります。
 アミノ酸は小腸で吸収された後、体内でタンパク質に組み直される他に、酵素やホルモンの材料となったり、神経伝達物質などとして作用したりします。また、エネルギー源としても使われます。
 私たちの体を構成するタンパク質の原料となるアミノ酸は20種類あります。そのうちの9種類は人間の体内で合成できず、食事から摂取しなければならないので必須アミノ酸と呼ばれます。
 最近注目を集めているのが、必須アミノ酸の中でも、筋肉中のたんぱく質の約35%を占めるバリン、ロイシン、イソロイシンの分岐鎖アミノ酸(BCAA)です。多くのアミノ酸は肝臓で代謝されますが、この三つは筋肉の中でも代謝されるという性質を持ち、筋肉を使う際のエネルギー源として使われています。筋肉疲労時などに補給することによって疲労の回復はもちろん、筋力アップ、持久力アップに役立つことが報告されています。
豆知識  人間の身体は60〜70%が水分で、約20%がたんぱく質です。脳や内臓などさまざまな組織を構成するたんぱく質は、アミノ酸が何十万という単位でつながってできています。このことからも、健康な身体の維持には、アミノ酸の補給が不可欠だといえるでしょう。
  持久力アップに・・・アルギニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、グルタミン
  燃えやすい体を作りダイエット・・・アルギニン、プロリン、リジン、アラニン
  美肌づくりに・・・セリン、プロリン、アスパラギン、チロシン
  脳力アップに・・・アルギニン、チロシン、イソロイシン、グルタミン酸、フェニールアラニン
  免疫力アップに・・・アルギニン、グルタミン、ヒスチジン、その他のアミノ酸
アミノ酸が体内で活用されるためには十分なビタミンB群・E・Cも補給する必要があります。
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α-リポ酸(α-lipoic acid略称ALA) (別名 チオクト酸Thioctic acid) 1.2-Dithiolane‐3-pentanoic acid
[医薬品添付文書から]
1.生理作用  チオクト酸は生体内の諸臓器に広く分布しており,焦性ブドウ酸(ピルビン酸)及びα−ケトグルタール酸の酸化的脱炭酸反応に補酵素として重要な役割を果たしている。
 作用機序は糖質代謝ばかりでなく,脂肪,蛋白代謝にも関係し,その生理的意義は大きい。
2.薬理作用
1)肝代謝賦活作用


2)解毒作用


3)脳・心筋代謝賦活作用

4)その他
 生理作用からも明らかな作用であるが,焦性ブドウ酸の酸化促進のみならず広範な代謝過程の関与により,肝代謝が賦活すると考えられている。
 肝グリコーゲン増加作用,抗脂肝作用も認められている。


 本剤の構造中の−S‐S−結合は体内でSH基に還元され,重金属等の毒物に対し,解毒作用を示す。

 脳組織の代謝を促進し自覚症状の改善,昏睡覚醒作用を示す。また,焦性ブドウ酸の酸化異常のある心疾患において心筋代謝を改善する。

 利尿作用,血中コレステロール低下作用,胆汁分泌促進作用等が報告されている。
3.吸収  経口投与により急速に腸管より吸収される。ヒトに10mg経口投与したところ,血中濃度は30分で投与前の6倍(約67mγ/ml)に上昇した。また,S35を用いた実験では,チオクト酸アミドは体内でチオクト酸に転換されることが示された。
4.薬効薬理(動物実験) 1.運動負荷による生理的機能の低下に対する作用1)2):ラットに運動負荷することにより,蛋白結合型チオクト酸の代謝回転が亢進し,運動時にチオクト酸の要求性が増加することが認められている.
また,そのチオクト酸を投与することにより,運動負荷ラットにみられる血中ピルビン酸,β−ヒドロキシ酪酸レベルの上昇が抑制され,運動負荷ウサギ及びその血漿を静注したウサギにみられる網内系機能の低下が防止されることが認められている.
2.脳の糖代謝及び脳浮腫に対する作用:モルモットの脳切片を用いるin vitroの実験で,チオクト酸を添加すると好気的解糖の増加が認められ,また,チオクト酸投与によりヒトの脳循環における酸素消費の促進が認められている.
また,チオクト酸の事前又は事後投与により,ウサギの実験的脳浮腫に対し,浮腫の予防又は治療効果が認められている.
3.内耳の中毒性・騒音性代謝障害に対する作用:ジヒドロストレプトマイシン,カナマイシンの投与,音響刺激によるモルモット内耳の酸素消費量の低下は,チオクト酸の事前投与あるいは併用投与により抑制されることが認められている.
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アロエ(キダチアロエ) [英]Tree Aloe, Krantz Aloe, Candelabra Aloe [学名]Aloe arborescens Mill. (ユリ科)
こんな人にお勧め 便秘がちな人・食欲がない人・花粉症が気になる人
主な働き  一般の家庭でもみられるアロエは、内服にも外用にも用いられます。
 1日1回50〜300rを就寝前に服用すると、主成分アロインが腸内細菌で活性化されて大腸粘膜を刺激し、強力な緩下剤として便秘を改善します。
 食欲がない、胃が重い、むかつくなどの症状の時には、すりおろしたものを飲むと苦味成分である、アロイン、アロエニンが胃液の分泌を助け、食欲不振の解消に効果があります。また、殺菌作用や血糖値を低下させる作用、免疫調製作用等が示唆されています。
 外用により鎮痛抗炎症作用・火傷や創傷の治癒促進作用があります。
おもな成分 アロエ類はいずれも同様の成分を持ち、使い方も同じです。薬用アロエ(アロエの葉から得られる苦い汁を濃縮したもの)にはアントラキノン配糖体アロイン(aloin=barbaloin)、アントラキノンのアロエエモジン(aloe-emodin)、サリチル酸化合物(salicilate components)、乳酸マグネシウム(magnesium lactate)、樹脂を含みます。
 ゼリー状物質にはグルコマンナン、多糖類のほか、ステロイド、有機酸、酵素、抗生物質、アミノ酸、サポニン、ミネラルも存在すると言われています。なかでもアロインは苦味成分で、緩下活性、殺菌作用を有します。
気をつけること  ジギタリスなどの強心剤との併用により強心剤の毒性がたかくなります。また、利尿剤やステロイドとの併用により、低カリウム血症をおこすことがあります。
 妊婦・授乳婦、月経時、12歳以下の小児、腎疾患・痔疾患のある方、腸閉塞や原因不明の腹痛がある方は服用しないで下さい。
豆知識 アロエの薬用植物としての利用は古く、史実としてはアレキサンダー大王が遠征の際に将兵の健康維持のため携帯していたり、皇帝ネロの侍医ディオスコリデスの書いた「ギリシャ本草」にも記されています。アロエは熱帯原産の多年生多肉植物で多くの種類があります。一般にはキダチアロエ、アロエベラ、ケープアロエがよく知られています。
・キダチアロエ(Aloe arborescens Mill.)は宣教師が鎌倉室町時代に日本に持ち込んで民間薬として普及したもので、緩下作用や、殺菌作用をもつ苦味成分(アロイン)が多く、「医者いらず」の別名があります。
・アロエベラ(Aloe barbadensis Mill.)は欧米由来で葉が大きく厚い種類。西インド諸島(キュラソー島)原産であることからキュラソーアロエとも呼ばれています。葉肉のゼリー状の部分はヨーグルトなどの食品に利用されています。また外用により痛みや火傷の回復を早めるといわれています。
・ケープアロエ(Aloe forex Mill.)は日本薬局方で規定され下剤としての成分が多い種類です。
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EPA(エイコサペンタエン酸) [英]Eicosapentaenoic acid   [学名]Eicosapentaenoic acid
こんな人にお勧め 高脂血症が気になる人・血圧が気になる人・うつ病治療中の人
主な働き  EPA(エイコサペンタエン酸)は魚に多く含まれるω(オメガ)-3系の多価不飽和脂肪酸です。低温でも固まりにくく、背の青い魚であるイワシ、サンマ、アジ、マグロなどに多く含まれています。
 血中の中性脂肪(トリグリセリド)やコレステロールが増えると血管の内膜に沈着し、血液の流れを悪くします。さらに症状が進むと、その部分に血栓ができやすくなり、血管がふさがって脳梗塞や心筋梗塞になることもあります。
 EPAはこのような血中のコレステロールや中性脂肪を減らし、血栓ができるのを防いで、血液の流れを良くする働きがあります。
 また、免疫能を向上させたり、うつ病治療中に飲むと抗うつ剤の効果が早くあらわれるとの報告もあります。
不足すると  中性脂肪やコレステロール値が高くなりやすく、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞につながる恐れがあります。
注意すること 服用により出血がとまりにくくなりますので、抗凝血治療を受けている方(ワーファリン、アスピリン、チクロジピン服用の方)がEPAを健康食品やサプリメントとして服用する事は避けたほうが良いでしょう。
 1日3g以上の摂取は出血傾向をまねきます。用量を守りましょう。
 血圧を下げたり、血糖コントロールに影響を及ぼすことがあります。
豆知識  1970年代に行われた調査で、アザラシの肉を常食とするイヌイットに心筋梗塞や動脈硬化が少ないことから研究が始まり、EPAの有効性が明らかになりました。
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大豆イソフラボン
こんな人にお勧め 更年期が気になる人・歯や骨が弱い人・骨粗しょう症が気になる人・女性全般
主な働き  大豆イソフラボンは大豆に含まれる成分で、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをするため、植物性エストロゲン(フィトエストロゲン)と呼ばれることもあります。更年期障害ののぼせや乳がんの予防、閉経女性の高血圧などに対する有効性が示唆されています。
 また、女性ホルモンにはコレステロールを調整したり、骨からカルシウムが流出するのを防ぐ役割があります。特に女性ホルモンが急激に減少する更年期には、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを摂取することで、更年期以降の女性に多い骨粗しょう症の予防や、コレステロール値を低下させる働きが期待できるでしょう。
 大豆のエストロゲンはU型糖尿病における食後高血糖を緩和する働きもあるといわれています。
 また、活性酸素を消去する働きもあり、生活習慣病や美容にも有効であるといわれています。
多く含まれる食品  きな粉、納豆、豆腐など大豆加工食品に多く含まれます。
注意すること  大豆アレルギーの方は摂取を避けて下さい。
イソフラボンのエストロゲン作用は胎児の発育に影響する可能性があるため、妊婦が大量に摂取するのは危険性が示唆されています。
また、更年期障害のため医薬品のエストロゲンを医師から投与されている(エストロゲン代替療法)場合は、その効果をイソフラボンが阻害する可能性があるため、通常の食品としてダイズ製品を摂取する以外に、大豆抽出物を摂取するのは避けた方がよいでしょう。
豆乳の摂取によりワルファリンの作用が減少したとの報告があります。
豆知識 日本人女性はアメリカ人女性に比べて更年期障害(のぼせ、ほてりなど)の症状が少ないことが知られていましたが、これは日本人の大豆摂取量がアメリカ人に比べて多いためといわれています。
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イチョウ葉 [英] Ginkgo, Maidenhair tree  [学名] Ginkgo biloba L. (イチョウ科)
こんな人にお勧め 冷え症、肩こりがつらい人・老化が気になる人・記憶力が低下してきたと感じる人
主な働き  イチョウ葉は10種類以上のフラボノイドとギンコライドという物質を含んでいます。
 フラボノイドとは植物に含まれる色素成分のことで、さまざまな疾患や老化の原因となる活性酸素を消去する働きがあり、イチョウにしか存在しない物質ギンコライドと相乗的に作用していると考えられます。
1)イチョウ葉エキスは血管を広げて血液の流れを良くするため、脳の血流が悪くなって起こる痴呆症を予防するといわれています。
2)また同様の作用から、血液の流れが悪くなることによって起こる、冷え症や肩こり、末梢の動脈閉鎖症の患者の歩行時の痛みの改善、などにも効果があると考えられます。
3)月経前症候群(PMS)に対する作用、加齢黄班変性、平衡感覚障害、高山病の予防、糖尿病由来の網膜症における色認識の改善に対する作用も有効性が示唆されています。
4) 脳のなかで記憶を司る海馬への記憶伝達物質コリンの取り込みを促進し、加齢に伴うムスカリン性アセチルコリンレセプターと2-アドレナリンレセプターの減少を防ぎます。
主な成分  葉にはフラボノイドとギンコライドの他、毛細血管を強化するルチン、血圧降下作用のあるクエルシトリンなども含まれています。種子には青酸配糖体が含まれています。
注意すること ・抗血小板薬・抗血液凝固薬を用いている人では出血傾向がたかまることがあるので、ワーファリン服用中の人、出血傾向のある人は注意が必要です。手術の場合も出血がとまりにくいおそれがありますので医師に伝えておくことが必要です。
・抗痙攣薬の作用に影響を与え、てんかん発作を引き起こす可能性があるといわれています。抗てんかん薬を服用中の方はイチョウ葉製剤を服用しないこと。
・イチョウ葉製剤をチアジド系利尿薬と併用すると血圧を上昇させることがあります。
・インスリンの作用に影響を与えることがありますので、インスリン使用中の人は血糖値とインスリン濃度をモニターしてください。
・子どもを望む夫婦や不妊治療中の人は使用を避けたほうがよいでしょう。
・イチョウの生葉・種子・果肉は重篤なアレルギーをおこすことがあります。
豆知識 1960年代にドイツで開発され、現在ヨーロッパでは高齢者の痴呆予防、血流循環改善に使用されています。ドイツ、フランス、スイス、オーストリア、台湾では医薬品としても活用されているそうです。
イチョウ葉中に含まれるギンコール酸はアレルギーを起こすことから、規格品ではその含量が5ppm以下に規制されています。
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ウコン アキウコン[学名]Curcuma longa、ハルウコン[学名]Curcuma aromatica
 ウコンは平安時代中期に中国から渡来したショウガ科の植物で、インド、中国、インドネシアなどの熱帯の国々で広く栽培されています。一般にウコンという名称がつくものには、アキウコン、ハルウコン、ムラサキウコン、ジャワウコンがありますが、正式な和名の「ウコン」は香辛料として用いられるアキウコン(Curcuma longa)をさします。
こんな人にお勧め お酒をよく飲む人・タバコをよく吸う人・生活習慣病が気になる人
主な働き  ウコンの効能として最も知られているのは肝機能の改善です。これは主成分のクルクミンという成分の働きによるもので、胆汁の分泌を促し、GOT/GPT値を下げます。
 クルクミンは抗菌作用、抗脂血症作用、利尿作用、胆嚢運動促進作用、抗炎症作用も示唆されています。
 精油成分は胃酸分泌促進作用があり、消化機能を改善します。
主な成分  アキウコンとハルウコンでは成分が異なります。
 アキウコンはクルクミンを0.3%と精油成分を1〜5%含み医薬品原料に指定されています。一方、ハルウコンはクルクミンが10分の1しかなく、その他の成分も微妙に異なっていて、医薬品原料には指定されていません。
 そこで、クルクミンの作用(肝機能改善)を期待する時にはアキウコンを、精油成分(消化機能改善)を期待する時にはハルウコンを使用します。
注意すること ・GOT/GPT改善作用は肝細胞の機能まで抑制してしまう傾向があるので、多量に長期連用する際には充分な注意が必要です。
・胆道閉塞や胆石を悪化させる事があります。
・胃酸分泌を促進するため、胃酸過多や胃潰瘍の方では症状を悪化させることがあります。
・調味料として食べるよりも多量に摂取すると子宮収縮を促進しますので、妊娠中の女性は多量摂取を控えてください。
豆知識  アキウコンは初秋に淡緑白色の花をつけ、健胃・利胆剤として使われてきました。
 別名ターメリックとも呼ばれ、カレーのスパイスとして一般家庭で繁用されています。また、アキウコンで染めた布には抗菌作用があることから平安時代から大変珍重されてきました。
 ハルウコンは晩春に淡赤紫色の花をつけ、駆於血剤としての効用があるといわれています。
参考:熊本県薬剤師会DIニュースNo.234
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エキナセア[英]Echinacea[学名]Echinacea purpurea, angustifolia, pallida. (キク科)
こんな人にお勧め 風邪を引いた時・感染症にかかりやすい人・免疫力を高めたい人
主な働き  エキナセアはアメリカで古くから風邪や感染症、慢性炎症などの治療に使われていました。風邪の症状が出てすぐに経口摂取し始め、7-10日間摂取した場合、上気道感染の症状と期間を軽減します。ただし、予防効果はないようです。
 エキナセアには多糖類やフラボノイドなど、免疫機構に働きかける成分が多く入っています。体内に入ってきた異物を病原体として認めた場合、人間の身体はそれと戦う働きをします。エキナセアは白血球や、脾臓の細胞を増やし、顆粒球の貪食能を活性化し、体温をあげるという作用機作で抵抗力を上げて、風邪やインフルエンザのウイルスと戦う力を強くします。
 経口摂取で膣真菌感染症の再発防止に、抗真菌剤の外用との併用で、有効性が示唆されています。エキナセアのジュース摂取とエコナゾール外用との併用で、膣真菌症の再発率はエコナゾール単独使用時の4分の1に低下したという報告があります。
注意すること ・コミッションE(ドイツの薬用植物の評価委員会)においては、使用限度期間を内用、外用を問わず、8週間としています。長期にわたる摂取はさけるべきでしょう。
・経口摂取の場合、進行性の全身性疾患、例えば結核や白血病、膠原病、多発性硬化症などには禁忌です。
・薬物代謝酵素チトクローム(Cytochrome)P450の作用を阻害することが示唆されています。チトクロームP350で代謝される薬を服用中の方はエキナセアを仁摩内方が良いでしょう。詳しくは薬剤師にご相談ください。
豆知識 北米に分布するキク科の多年草で別名パープルコーンフラワー/プルプレア/ムラサキバレンギクと呼ばれます。薬用部分は主に根(エキナセア根)および根茎です。エキナセアには3種類(E.augustifolia, E.pallida, E.pururea)あり、種類に応じて根、葉、全草など異なる部位が利用されています。
中国語名は「紫錐花」、「金光菊」といいます。
俗に「免疫力を高める」などといわれ、風邪などの上気道感染に対する作用など、一部にヒトでの有効性が示唆されています。安全性については、アナフィラキシー等の健康被害が報告されているほか、結核や白血病、膠原病、多発性硬化症、エイズや自己免疫疾患などの全身性疾患には禁忌とされています。
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オオムギ [英]Barley [学名]Hordeum vulgare L.(六条種), Hordeum distichum L.(二条種)(イネ科)
こんな人にお勧め 糖尿病が気になる人・高脂血症の人・肥満気味の人
主な働き 大麦の若葉をビタミンC、Eとともに摂取するとU型糖尿病における血管疾患を予防することが示唆されています
大麦若葉を単独、あるいはビタミンC、Eと併用で摂取した結果、血中の活性酸素を除去したり、LDLの酸化を阻害したりして高脂血症を予防することが示唆されています。
主な成分 ・カリウム、カルシウム、マグネシウムなどミネラル類、葉緑素、ビタミン(とくにビタミンB1、ビタミンC、カロテンなど)。
・大麦のフラボノイドに関しては不明瞭な点が多く、イソビテキシンは大麦若葉独自の成分でなく、コメやソバの若苗、トケイソウ(パッションフルーツ)などにも含まれます。
豆知識 大麦の若葉には他の緑黄色野菜などに比べてミネラル、ビタミン、酵素などが多く含まれる点で注目され、栄養成分を抽出し、いわゆる「青汁」としたものが流通しています。イネ科の大麦、小麦、ライ麦の幼穂形成開始期に草丈20-30cmのものを採取し、葉、葉柄、茎の全部または一部を搾汁した液を乾燥してつくります。俗に「高血圧を予防する」、「コレステロールを下げる」などといわれる。しかし、その効果は含有する栄養成分から推測されるものであり、大麦若葉そのもののヒトでの有効性・安全性については信頼できるデータが見当たりません。
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オリゴ糖  oligosaccharide
こんな人にお勧め 便秘がちな人・お腹をこわしやすい人・免疫力の低下が気になる人・アレルギーが気になる人
オリゴ糖とは  澱粉やセルロースなどの「多糖類」は消化酵素によって次第に小さく分解され、最終的にブドウ糖や果糖などのこれ以上小さくならない「単糖」になって小腸から吸収されます。消化途中の、「単糖」が2〜10個連結したものが「オリゴ糖」と総称されています。
主な働き  最近注目されている「オリゴ糖」はヒトの消化酵素では分解されずに大腸まで到達し、腸内細菌、中でも腸内の有用菌であるビフィズス菌や乳酸菌の栄養となって、それらを増殖させ、腸の調子を整えるなど健康の維持、増進に役立つタイプのものが多いようです。
 腸の中にビフィズス菌や乳酸菌が増えると、便秘や下痢が解消され、免疫能も正常化しますので、各種アレルギー症状にも好影響を与えるといわれています。
 オリゴ糖の種類によっては、カルシウムの吸収促進作用や免疫調整作用も報告されています。
豆知識 ●フラクトオリゴ糖 [英]Fructo-oligosaccharide [学名]Fructo-oligosaccharide
 アスパラガス、ニンニク、ゴボウ、タマネギなどの野菜類や蜂蜜にも含まれています。甘味度はショ糖の約30〜60%です。フラクトオリゴ糖は、ショ糖にフラクトースが1〜3個結合した難消化性のオリゴ糖で、ビフィズス菌の栄養となり、菌を増殖させて便通を改善するとともに、カルシウムの吸収を促進する作用や、腸内免疫能を向上させる作用が示唆されています。
乳果オリゴ糖 (ラクトスクロース) [英]Lacto-sucrose [学名]Lacto-sucrose
●乳果オリゴ糖は、ラクトスクロース、乳糖果糖オリゴ糖とも呼ばれ、乳糖とショ糖を構成糖とするオリゴ糖です。オリゴ糖の中では一番甘く、砂糖の60〜80%ありますが、ほとんど消化されないので、ダイエットに最適とされています。腸内でビフィズス菌を増殖させて便通を改善するとともに、脂肪の吸収を阻害して高脂血症や肥満を予防する作用もあります。ただし、摂りすぎあるいは体調により、おなかが緩くなることがあります。
●大豆オリゴ糖 [英]Soya-oligosaccharide [学名]Soya-oligosaccharide
 大豆オリゴ糖は大豆から水で抽出したときに含まれる各種のオリゴ糖類の総称で、他のマメ科植物にも含まれています。代表的なものはスタキオースとラフィノースで、甘味度は砂糖の70%、カロリーは砂糖の半分程度で、ヒトの消化酵素で分解されないため、少量でビフィズス菌を増殖させて、便性・便通を改善します。
●キシロオリゴ糖 [英]Xylo-oligosaccharide [学名]Xylo-oligosaccharide
 自然界ではタケノコ等に少量含まれています。食物繊維キシランを可溶化し、消化酵素を作用させて製造した人工のキシロオリゴ糖は飲料、菓子、乳製品等に添加されています。オリゴ糖類の中では難消化性で、最も少量で整腸作用を発揮し、血清コレステロール低下作用、ミネラル吸収促進作用があるといわれています。
●ガラクトオリゴ糖 [英]Galacto-oligosaccharide [学名]Galacto-oligosaccharide
 母乳や牛の初乳の中に含まれ、甘味度は砂糖の40%です。ガラクトースを主成分とするオリゴ糖の総称で、腸内ビフィズス菌の増殖を強力に増強して下痢や便秘を改善するとともに、タンパク質の吸収促進、脂質代謝改善、ミネラルの吸収を亢進します。虫歯や歯垢の原因にならないともいわれています。
●イソマルトオリゴ糖 [英]Isomalt-oligosaccharide [学名]Isomalt-oligosaccharide
 蜂蜜や味噌、しょうゆ、清酒に含まれています。甘味度は砂糖の50%で、旨味とコクがあります。他の糖類に比べて熱や酸に強く、発酵しにくいため、味噌や酒に添加すると防腐剤としての効果もあります。腸内の酵素により緩やかに分解され、ビフィズス菌の増殖を増強して便性・便通を改善します。
●ニゲロオリゴ糖 [英]Nigerooligosaccharide [学名]Nigerooligosaccharide
 黒麹カビが産生する糖の分解物から発見されたもので、サケビオースとも呼ばれます。発酵食品の芳醇なコクや味をもたらす糖質で、清酒、蜂蜜、麹汁、ビールなどにも含まれています。グルコースを構成糖とし、その分子内にα-1,3-グルコシド結合を1個以上もっているオリゴ糖の総称です。
 他のオリゴ糖と違って、消化酵素による分解を受けやすく、乳酸菌やビフィズス菌を増やす性質はありません。しかし、健常高齢者の免疫機能を増進するという報告があり、注目されています。
参考:古泉秀夫、健康食品Q&A(2003年鰍カほう)
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牡蠣(カキ)
こんな人にお勧め お酒をよく飲む人・肝臓が気になる人・疲れが気になる人
主な働き  カキは、一般に「海のミルク」と言われるほど栄養に富んでいて、広く食され、古くから養殖が行われてきました。良質なタンパク質、タウリン、グリコーゲン、亜鉛、カルシウム、アミノ酸などのミネラルやビタミン類を含み、貝殻は中国や日本などで古くから漢方素材として使用されています。
 最近では牡蠣エキスが健康食品として出回り、俗に「強壮作用がある」、「貧血を予防する」、「味覚を改善する」などといわれています。
 しかし、エキス剤の摂取は、ヒトでの有効性・安全性について信頼できる十分なデータが見当たりません。なお、カキ(牡蠣)は種類が多く、日本産と中国産では品質が異なる場合がありますので、注意が必要です。
主な成分  たんぱく質や脂質は他の魚介類に比べて少ないのですが、有効成分としてタウリン、グリコーゲン、亜鉛などが含まれ、その他にもアミノ酸類、鉄、カルシウム、銅などのミネラル類、ビタミンB1・B2などのビタミン類も豊富に含まれています。
豆知識 日本では、縄文時代の貝塚から他の貝類とともに牡蠣殻が発見され、養殖は17世紀に広島県で始められました。日本では冬の間が美味であるとされ、西洋では(R)のつく月(9月〜5月)が美味とされています。
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核酸(DNA・RNA
こんな人にお勧め 肌を美しくしたい人・肌の乾燥が気になる人・老化が気になる人・いつまでも若々しくありたい人
主な働き  核酸にはDNA(デオキシリボ核酸)、RNA(リボ核酸)があり、どちらもすべての動植物の細胞核内に存在する染色体で、遺伝をつかさどっています。
 細胞が新しく生まれ変わるために必要な物質で、皮膚や髪の再生と老化防止に効果があると考えられています。核酸は20歳までは盛んに生産されますが、加齢とともに生成能力や再生能力が低下していきますので、体外から補うことも必要です。不足すると細胞の新陳代謝が悪くなり、組織や器官の老化が促進されてしまいます。また、基礎代謝が減少するため、体脂肪も増えやすくなります。
多く含まれる食品  魚(シャケ、イワシ)、酵母、小麦胚芽、ほうれん草、アスパラガス、キノコ、レバー、アセロラ、レモン、乳製品、小魚、海藻類などに含まれています。
豆知識 DNAは1869年頃に発見されました。RNAは1950年頃に発見され、加水分解して調味料として利用されています。
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カテキン  catechin
こんな人にお勧め  コレステロールが気になる人・がんが心配な人・ストレスがたまっている人など
主な働き  カテキンは、水溶性の多価ポリフェノールで、緑茶や紅茶の渋み成分です。俗に、「抗酸化作用がある」、「コレステロールを低下させる」、「抗菌作用がある」などといわれています。ヒトでの有効性については、「体脂肪が気になる人に適する食品」、「虫歯の原因になりにくい食品」として、茶カテキンを関与成分とした特定保健用食品が許可されています。
 緑茶の飲用は食道がん、膀胱がん、膵がん、乳がん、子宮頸がん、胃がん、卵巣がんなどのリスクを低減しますが、大腸がんについてはリスク低減効果が認められていません。。
カテキンを多く含む緑茶を飲用すると、カロリーおよび脂肪代謝を高めて、体重減少に役立つ可能性が示唆されています。
 その他カテキンには、風邪の予防効果、血圧降下作用、脳梗塞予防効果、血糖上昇抑制効果などが報告されています。
注意すること  混在するカフェインの摂取により種々の生理作用(頭痛、神経興奮作用、利尿作用、血圧上昇など)が現れる可能性があり、特にカフェインに過敏な人は注意が必要です。
豆知識 カテキンを含むタンニンは、約70℃で溶け出します。また、新茶よりも二番茶の方に、カテキンが多く含まれるとされています。
注)
 ポリフェノールとは植物が光合成によって作り出す色素や苦味成分のうち、化学構造式上、分子にフェノール性水酸基[-OH]をもつ物質の総称で、5000種類以上あるといわれています。植物体内で生体防御(活性酸素除去など)や種の保存(細胞分裂・ホルモン作用)にかかわっています。
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カフェイン
こんな人にお勧め 疲れが気になる人・ダイエットしたい人・肥満気味の人
主な働き  コーヒー豆、茶葉、カカオ豆などの植物に含まれる苦味のある天然成分です。中枢神経を刺激し、脳を目覚めさせ、眠気を防ぎ、疲労を回復させる働きが有名です。
 胃酸の分泌を活発にするため食後にコーヒーなどを飲むと消化を助ける他、利尿作用も高いといわれています。
 また、交感神経を刺激してエネルギー代謝を高める作用もあります。
 最近では運動前にコーヒーなどを飲むと、カフェインがリパーゼを活性化することにより脂肪が優先的にエネルギー源として利用され、特に有酸素運動時にその効果が有効であるということが、科学的に確認されています。
 最近では運動前にコーヒーなどを飲むと、カフェインがリパーゼを活性化することにより脂肪が優先的にエネルギー源として利用され、特に有酸素運動時にその効果が有効であるということが、科学的に確認されています。
多く含まれる食品  コーヒー、紅茶、緑茶などに多く含まれます。
注意すること ・喘息などで、咳止め薬を服用している方では薬の副作用が出やすくなります。
・睡眠導入剤や精神安定剤を服用している方ではカフェインの効き目が弱くなります。
・消化性潰瘍の方、肝機能が低下している方、心臓疾患、高血圧の方、妊婦、授乳婦は摂取をさけたほうが良いでしょう。
豆知識  コーヒーの苦味のうち10〜30%程度がカフェインによる ものであると考えられています。
コーヒー一杯当りのカフェインの量はレギュラーコーヒーで40〜180mg(一般的なブレンドでは90〜125mg)、インスタントでは30〜120mgくらい と言われています。
 カフェインレスコーヒー(デカフェ)は通常、 生豆からカフェインをあらかじめ抽出除去して 作られます。ヨーロッパではこの場合のカフェイン残留量は0.1%以下(インスタントでは0.3%以下)と定められ表示が義務づけられていますが、我が国にはまだ規準が設けられてはいません。
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カモミール  ローマカモミール[学名]Chamaemelum nobile、 ドイツカモミール [学名]C.rudutita 
こんな人にお勧め ストレスがたまっている人・眠りにくい人・胃腸の弱い人
主な働き  花は甘い蜜の香りを持ち、ハーブティーにして飲用したり入浴剤として用いると、鎮静効果で気分を穏やかにし、眠気を誘うといったリラックス効果があります。
 組成成分であるビサボロールとカマアズレンの2種は、強力な防腐剤でもあります。カマアズレンには、抗炎症作用、抗けいれん作用があり、傷の痛みをやわらげ、治癒を促進させます。外用薬としてやけどの治癒を促進したり、湿疹を抑える働きもあります。
ビサボロールは、最近の研究で潰瘍の治癒を早めたり、潰瘍の発生を防ぐことが示唆されています。
おもな成分  精油のカマアズレン、ビサボロールに、フラボノイドであるルチン、脂肪酸、アミノ酸、多糖類、タンニンなどの成分も含有しています。
注意すること ・子宮収縮作用があるので、妊娠中は使用を控えたほうが良いでしょう。
豆知識  西アジアからインドに自生する、キク科の多年草。「お医者さんのハーブ」とも呼ばれ、衰えた植物の近くに植えると、元気を取り戻させる力を持っています。
参考:ベネラピ・オティ著、英国ハーブソサエティ「メディカルハーブ」
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カルシウム
こんな人にお勧め 歯や骨が弱い人・ストレスがたまっている人・食生活の偏りが気になる人・老化が気になる人・血圧が気になる人・女性全般など
主な働き  成人の体内には体重50kgの人で約1kgのカルシウムがあり、その99%は骨や歯をつくっています。残りの1%は血液中や筋肉、神経などに存在し、血液凝固や心臓の機能、筋収縮、神経伝達などに関与して、体内で重要な役割を果たしています。
 不足すると、この役割を維持するために、体内の骨からカルシウムの補給が行われ、骨や歯はもろくなってしまいます。
・低カルシウム血症、くる病・骨軟化症に対し経口摂取で有効とされています。
・閉経前後の女性における骨量減少の予防にも有効です。閉経5年以降の女性では骨粗鬆症に顕著な効果をあらわします。30年間カルシウム摂取を続けると骨密度が10%上昇し、骨折の発生率は50%も低くなるとの報告があります。この場合、カルシウム摂取は無期限に継続しなくてはなりません。カルシウム補給をやめると上昇した骨密度は2年間で失われてしまうからです。
・長期にわたってステロイド剤を服用している方の骨粗鬆症にも有効と思われます。1日1.5g以上を摂取しましょう。
・妊婦のこむらがえりの予防や、胎児の骨成長、骨密度の増加に対して恐らく有効と思われます。
・高血圧の方では血圧をわずかに(約2oHg)下げることが確認されています。
・大腸がんの予防効果が示唆されています。
・高齢者において、歯を保持し、歯の損失を防ぎます。
多く含まれる食品  ヨーグルト、牛乳、チーズ、ワカサギ、イワシ、煮干し、小松菜など。
注意すること ・高濃度のカフェインや食塩摂取により、カルシウムの排泄が多くなり、不足をまねきやすくなります。
・カルシウムの過剰摂取(1日2.4g以上)により、尿路結石、高血圧、前立腺がんのリスクが高くなります。
・ある種の抗菌剤や甲状腺の薬はカルシウムによって吸収されにくくなり、効き目があらわれなくなります。医師・薬剤師に相談のうえ、2-4時間あけて服用しましょう。
・喫煙や、ある種の薬(下剤、フェノバルビタール、コレスチラミンなど)はカルシウムの吸収を抑止したり、またある種の薬(ループ利尿薬)ha排泄を促進したりしてカルシウム不足をおこします。医師・薬剤師に相談のうえ、カルシウム摂取を増やしましょう。
・カルシウムのサプリメントは食事中の鉄、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルの吸収を抑制する可能性があるので、食事とは時間をずらしてに摂るほうがよいです。
豆知識  ビタミンDはカルシウムが骨に蓄積するのを助ける働きがあるので、カルシウムと同時に摂取すると、効果が高くなります。また、ビタミンKはカルシウムが骨から溶出するのを防ぎます。ビタミンKを増やすには納豆・緑黄食野菜を摂取すればよいといわれています。
肉類などたんぱく質の過剰摂取はカルシウムの排泄量を増やすので注意が必要です。
牛乳200mlには約0.23gのカルシウムが含まれています。
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ガルシニア [英]Citrin、Gambooge [学名]Garcinia cambogia (オトギリソウ科)
こんな人にお勧め ダイエットしたい人・肥満気味の人・コレステロールが気になる人・糖尿病が心配な人
主な働き 通常、糖質はヒトの活動に必要なエネルギーとして消費されますが、必要以上に摂取されると、いったんクエン酸になってから酵素(ATPクエン酸リアーゼ)により、脂肪へ合成され、肥満の原因になります。HCAはこのATPクエン酸リアーゼの働きを阻害して、脂肪の合成を抑制し、かつ、脂肪の分解を促進します。これらの結果、体脂肪の蓄積が抑制されます。
ダイエット中の方では有意な体重減少、コレステロール、血圧にも好影響を与えたというデータがあります。また、内臓脂肪面積が大きい方では体重はあまり変わらなくても内臓脂肪が減ったとのデータがあります。
 ところが、国が行った長期安全性試験で、雄のラットの精巣への影響が強く示唆されたことから、厚生労働省は平成14年3月7日「ガルシニア抽出物を継続的に摂取する健康食品に関する情報提供について」という通知を出して大量に長期摂取をしないで、摂取量は1日1500r以下にするよう呼びかけています。 
豆知識 ガルシニアは熱帯地方の海岸に多くみられるインド原産の植物です。果実はオレンジくらいの大きさで、カボチャのように周囲がくぼんでいます。味はすっぱく、熟すと生のままでは食べられないため実をふたつに割って乾果とし、酸味スパイスとして使用されています。
別名としてインディアンデイト/ゴラカ/タマリンドがあります。
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カロチン(カロテン) [英]Carotene [学名]Carotene
がん予防・免疫力を高める・眼精疲労改善・抗酸化作用・老化防止・美肌効果
こんな人にお勧め がんが心配な人・生活習慣病が気になる人・目が疲れやすい人・老化が気になる人・肌を美しくしたい人など
主な働き  植物体に含まれる黄色ないし、赤色の色素を総称してカロチノイドと呼び、そのうち体内に入ってからビタミンAに転化する物質がカロチンです。カロチンは緑黄色野菜に多く含まれ、α-カロチン、β-カロチン、リコピンなどの総称です。
これらのカロチンは体内に入ると必要量だけビタミンAとなり、目、皮膚、粘膜の健康を保ちます。
 また、カロチンは免疫細胞の働きを活発にしたり、老化を早め、さまざまな生活習慣病の原因となる、活性酸素を消去する働きがあります。
有効性が示唆されているのは次の7項目です。
 1)男性喫煙者に対する気管支炎や呼吸困難の予防
 2)老人性黄斑変性症の進行の遅延
 3)血漿中のβカロテン濃度が低い男性に対する前立腺がんのリスクの減少
 4)胃に前がん状態の病変があり胃がんのリスクの高い人における胃がん予防
 5)光感受性の人における日焼けの防止
 6)白斑(板)症患者の症状の寛解
以下については効果が無い事が示唆されています。
 1)慢性閉塞性肺疾患の症状の軽減
 2)他の抗酸化ビタミンと亜鉛の組み合わせ摂取の白内障に対する効果
 3)喫煙している男性の脳卒中の予防
 4)心臓病リスクや心臓血管病の死亡率を減少に対する作用
 5)成人におけるがんの発生率や死亡率の減少、非メラノーマ皮膚がんの予防
不足すると  ビタミンAが不足すると脱毛しやすくなり、肌が乾燥したり、爪がもろくなったりします。
 また、夜目が見えにくくなる夜盲症や風邪や肺炎にもかかりやすくなります。
注意すること ・喫煙者が1日20mg以上のβカロテンサプリメントを摂取すると、肺がん、前立腺がんのリスクが有意に増大することから、喫煙者はサプリメントは摂取しないこと。
・ある種の薬や喫煙、大量のアルコール摂取により血清カロテン濃度や体内カロテン量が減少したとの報告があります。
・一日最大300mg以上の濃度では柑皮症(肌が黄色になる)などの原因になる可能性があります。
豆知識 β-カロチンはビタミンAのもとになるもので、ビタミンAの欠乏したラットは胃がんの発生率が高いことや、アメリカでは肺がん患者にはビタミンAが少ないなど、制がん作用があることが確認されています。
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キチン[英]Chitin 、キトサン[英]Chitosan
キチンは、かにやえびなどの甲殻類の外殻にあるムコ多糖類であり、不溶性の食物繊維として知られています。キチンが化学反応により、部分的に脱アセチル化すると、キトサンになります。キトサンの中にはキチンが16%ほど含まれていることから、実際はキチン・キトサンとして扱われています。
俗に「便秘を解消する」、「有害成分を排泄する」などといわれている。ヒトでの有効性については、キトサンを関与成分とした特定保健用食品が許可されている。安全性については、経口摂取、および外用で安全性が示唆されているが、妊娠中・授乳中の安全性については十分なデータがないことから使用は避けることとされている。
こんな人にお勧め コレステロールが高い方、尿酸値が高い方、血圧が高めの方
主な働き ・キトサンは服用すると胃酸に触れて溶解し脂質と混ざり合います。時間とともに移行した腸でアルカリ性に出会うとゲル化して脂質や胆汁酸を包み込み、糞便中に排泄します。
・胆汁酸が排泄されると肝臓でコレステロールから新たな胆汁酸が合成されます。これにより、体内の総コレステロール量が減少し、結果として「コレステロール値が低下」します。
・キトサン1.83gを含有する錠剤を4週間摂取したところ、尿酸値が低下したという報告があります。・キトサンはプラスに帯電した動物性食物繊維です。これが塩素(Cl-)イオンを吸着して、糞便中に排泄し、血圧を下げます。塩素(Cl-)イオンは血圧を上げる要因のひとつであるといわれています。
主な成分 キチン :β-1,4-poly-N-acetylglucosamine。節足動物、軟体動物、外肛動物、菌類の主要な構造多糖であり、白色、無定形粉末又は繊維状で、酸、アルカリおよび各種溶媒に不溶です。
キトサン :β‐1,4-poly-N-glucosamine。キチンの脱アセチル化物。水に溶けないが希酸には溶けます。塩は水溶性のものもあります。
注意すること ・妊娠中、授乳中の安全性については十分なデータがないので、使用を避けること
豆知識 ダイエットに対する効果は認められていません。
参考:薬事日報2007年10月22日号
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γ-アミノ酪酸(ギャバ) [英]γ-aminobutyric acid(GABA) [学名]γ-aminobutyric acid(GABA)  C4H9NO2、分子量103.12
こんな人にお勧め 血圧が高めの方。不眠やイライラでお悩みの方。
主な働き ・もともと脊椎動物の脳や脊髄に多く存在し、抑制系伝達物質として働くことにより、脳における情報伝達の調節に関与しています。具体的には脳の血流を増やして脳細胞の代謝を高めるなどの働きにより、血圧低下及び精神安定機能など多くの作用をあらわします。なお、GABAは医療用医薬品の脳代謝促進剤として頭部外傷後遺症による頭痛、頭重、のぼせ感、耳鳴り、意欲低下などにも用いられています。健康な人に70mg摂取させて脳波を調べたところ、リラックス状態に多く出現するα波の出現量が増加し、興奮状態にあることを意味するβ波の出現量が抑制されたとのデータがあります。このことから「リラクゼーション効果がある」と言われています。
・12週間摂取したところ、血圧が有意に低下したというデータがあります。
注意すること ・妊娠中、授乳中の安全性については十分なデータがないので、使用をさけること。
・他のハーブやサプリメント、食品、医薬品との相互作用は知られていません。
・臨床検査値や疾病などの健康状態に対する影響は知られていません。
豆知識 ギャバ(GABA)は、甲殻類の神経筋接合部、哺乳類の小脳、脊髄、大脳などに多く存在する抑制性神経伝達物質と考えられているアミノ酸です。
玄米には天然ギャバが多く含まれ、さらに発芽することによって増加し、発芽玄米には白米の約10倍のギャバが含まれるともいわれています。その他、緑茶葉を窒素ガス下で処理したギャバロン茶や、ぬか漬けなどにも含まれています。
そのほか味噌や醤油などの発酵食品や、茶、野菜、果実などにも多く含まれており、通常摂取されている食品成分の1つでもあります。
参考:EBサプリメント 機能性成分の可能性[2]、薬事日報2007年6月20日
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ギムネマ [英]Gurmar、Gur-Mar Gymnema [学名]Gymnema sylvestre R. Br.(ガガイモ科)
こんな人にお勧め 糖尿病が気になる人・ダイエットしたい人・肥満気味の人
主な働き I型、II型糖尿病患者において、ギムネマ経口摂取はさらに血糖値やグリコシル化ヘモグロビン(HbA1C)を低下させます。
 ギムネマに含まれるギムネマ酸は、小腸からの糖分の吸収を抑制し、血糖値の上昇を抑えるといわれています。これにより血糖を抑える働きをするインスリンの分泌量が減り、すい臓の負担が軽くなるため、糖尿病の症状を改善する効果が期待できるのです。
 I型糖尿病患者において血中の総コレステロールおよびトリグリセリドを低下させます。
 糖分だけでなく脂肪の吸収も妨げる作用があり、軽度の肥満にも有効で、生活習慣病予防にもつながると考えられています。
主な成分 主な成分のギムネマ酸(gymnemic acid)は、甘味と苦味を味わう能力を阻害しますが、酸味や渋み、辛味には影響しません。ギムネマ酸は小腸でのブドウ糖の吸収を抑制し、またすい臓のβ細胞の成長を刺激するようです。
注意すること ・糖尿病の治療中の方は、血糖値が下がりすぎる(低血糖)ことがありますので、注意が必要です。
・ギムネマは鉄分の吸収を阻害しますので、服用時間をずらし、鉄分の多い食事を心がけましょう。
豆知識  ギムネマは、中国南部、台湾、インドなどに分布する常緑つる性多年草です。インドの伝承医学アーユルヴェーダの中で糖尿、強壮に影響を与えるハーブとして利用されていました。ギムネマの中国語名は「武靴葉」である。俗に「糖分の吸収を抑える」、「血糖値の上昇を抑える」といわれ、糖尿病患者の血糖値や血中コレステロールの低下など、一部にヒトでの有効性が示唆されている。ヒトにおける安全性については信頼できるデータが見当たらない。
ギムネマの葉を噛むと、甘味を感じなくなるため、ダイエットティーとしてもよく用いられています。
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キャッツクロー
こんな人にお勧め 風邪を引きやすい人・生活習慣病が気になる人・便秘がちな人
主な働き  ハーブの一種で、茎の一部にある突起がネコの爪のような形をしていることから、キャッツクローと呼ばれています。このハーブに含まれるアルカロイドが身体の免疫力を高めるため、風邪の予防や生活習慣病の予防などに効果があります。また、この免疫増強作用と並ぶ代表的な効果は抗炎症作用で、腸の炎症をやわらげ、胃腸を正常な状態に改善する働きもあります。
おもな成分  免疫力を強化するアルカロイドが多く含まれ、また炎症を抑えるキノビック酸グリコサイド、さらに植物ステロールも含有しています。
豆知識 もともと、数百年前からペルーの原住民が健康を守る食品として愛用していた伝統的なハーブです。
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クエン酸 [英]Citric acid [学名]Citric acid C6H8O7
こんな人にお勧め (外用で) 乾燥肌、ニキビ、肌荒れ、日焼け後
主な働き 濃度10%以下のクリームやローションが上記に有効
豆知識 クエン酸は、レモンやライム、グレープフルーツなどの柑橘類に多く含まれるαヒドロキシ酸の一種で、糖代謝(クエン酸回路)の中間体としてエネルギー代謝において中心的な役割を果たしています。
俗に「疲労回復によい」、「筋肉や神経の疲労予防によい」などといわれていますが、ヒトでの有効性については、信頼できる十分なデータが見当たりません。
安全性については、経口摂取でまれに下痢、吐き気などの胃腸障害、外用剤としての使用で日光や紫外線による過敏症が報告されています。
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グルコサミン [英]Glucosamine [学名]Glucosamine C6H13NO5
関節の痛みの緩和
こんな人にお勧め 関節が痛い人・更年期が気になる人・中高年の人
主な働き  グルコサミンは、糖とアミノ酸(たんぱく質の構成成分)が結びついたアミノ糖の一種で、ヒトの身体では軟骨、腱、爪、皮膚、結合組織(細胞同士や組織同士を結びつける)などに広く分布しています。関節部分の細胞の新陳代謝に大切な役割を果たしており、組織に弾力性を与えるムコ多糖・たんぱくの産出を促す働きもあります。また、カニやエビなどの甲殻類の外殻を形成するキチン質にも含まれています。

製剤には塩酸塩と硫酸塩があり、作用や安全性が少し違います。

<硫酸グルコサミン> <塩酸グルコサミン>
使用目的 骨関節炎の痛み 骨関節炎の痛み
膝関節の痛み 膝関節の痛み
顎関節症の痛み
安全な使用期間 4週間から 3年まで 16週間まで
副反応 軽い胃腸症状(鼓腸、ガス)
注意すること ・グルコサミン摂取以前から,重篤で長期にわたって続いている痛みには無効です
・若い方が長期にわたって摂取すると自然な軟骨再生力が弱まるといわれています
・血糖値、血圧、コレステロール値が上昇することがあるので、糖尿病、高血圧、高脂血症の方は検査値の変化に気をつけましょう
豆知識 カニやエビなどの甲殻から得られるキチンを塩酸などで分解して製造されています
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*黒酢
こんな人にお勧め 疲れやすい人・コレステロールが気になる人・ダイエットしたい人・血圧が気になる人・老化が気になる人など
主な働き  健康に良いとされる酢の中でも、発酵や熟成にじっくりと時間をかけ、麹菌や乳酸菌の作用で黒く色づいたものを黒酢といいます。味がまろやかでコクが深く、アミノ酸などの成分がバランス良く含まれています。おもに、善玉コレステロールを増やし、血圧を下げる働きや、血中のコレステロールや中性脂肪などを抑制し、高脂血症を改善する働きが注目されています。
 他にも、酢酸や乳酸、クエン酸などの有機酸が消化吸収を助けたり、疲労回復に役立つなど、多くの利点があります。
おもな成分 必須アミノ酸をはじめ、多くのアミノ酸を含有。また、クエン酸をはじめとした有機酸や、ビタミン、ミネラルなども豊富に含みます。
豆知識 いろいろな酢の登場は平安時代にまでさかのぼります。米酢や梅酢、酒酢の他にも菖蒲酢、果実酢などもこの頃登場しました。当時は生肉を切りそろえて、酢を用い“なます”にするなど、殺菌効果が注目されていたようです。
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クロレラ [英]Chlorella [学名]Chlorella pyrenoidosa、Chlorella vulgarisなど(クロレラ属)
こんな人にお勧め 疲れが気になる人・免疫力の低下が気になる人
主な働き  クロレラは淡水に生息する緑藻の一つで、多量の葉緑素やたんぱく質、葉緑素、各種ビタミン、鉄などのミネラルや、必須アミノ酸を含む食品です。
 ミネラルの中で特にマグネシウム源となるクロロフィル(葉緑素)を多く含んでいます。
 クロレラを摂ると血中ビタミンB12レベルを上げることが示唆されていますが、このビタミンB12は生化学的に不活性型である可能性が指摘されています。
 また、クロレラに含まれるC・G・F(クロレラ・グロス・ファクター)は、核酸とアミノ酸などで構成される複合体で、生理活性をもつといわれていますが、含有量を測定する方法がまだ確立していません。
 試験管内及び動物実験で免疫活性、抗腫瘍、抗ウイルス、コレステロールの酸化防止作用があるとの報告があります。しかし、ヒトでの評価はまだ行われていません。
おもな成分  成分の内訳は、たんぱく質50%、炭水化物20%、葉緑素5%となっており、その他ビタミンA・B1・B2・B6・C、パントテン酸、葉酸、核酸なども含んでいます。
注意すること ・副作用としては、下痢、疝痛、鼓腸(ガス)、吐き気が知られています。
・光過敏症(皮膚障害)の原因となるフェオフォルバイドが混入していることがあります。
・喘息やアナフィラキシーなどアレルギー症状も報告されています。
医薬品との相互作用 ・クロレラにはビタミンKが含まれるため、ワルファリンなど抗血液凝固薬の作用を減弱させます。ワルファリン服用中の方はクロレラを摂取しないで下さい。
豆知識  淡水性プランクトンの一種で、中国語名で「緑藻」と呼ばれています。20億年以上も前から地球上に生息していたといわれ、他の植物に比べ数十倍の光合成を行います。
 食用にされたことの無いクロレラを、ドイツでは第一次世界大戦後の食料とするために培養研究しましたが、第二次大戦で敗北したために研究は中断されました。
 その後日本でも食糧増産の一環として研究されましたが、なかなか実用化に至らず、昭和35年(1960年)にやっと食品として登場しています。
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桑(クワ) [英]Mulberry [学名]Morus bombycis Koidz.(M.alba、M.nigra) (クワ科)
こんな人にお勧め 糖尿病が気になる人・ダイエットしたい人・肥満気味の人
主な働き  食前に摂取すると、小腸で糖を分解するα-グルコシダーゼの活性を阻害して、食後過血糖を防ぐといわれています。
おもな成分  血糖値のコントロールに効果があると示唆される1-デオキシノジリマイシン(1-deoxynojirimycin)を含みます
 さらに葉はビタミンB1・A様物質、カロテン、エルゴステロール、フラボン成分を含みます。果実にはビタミンC、ルチン、ペクチンなどを含みます
注意すること ・マグワ(ホワイトマルベリー)は適切に使用する場合、安全に摂取することができますが、クワ(ブラックマルベリー)の安全性に関しては十分な情報が得られていません
・アレルギーを誘発する可能性があります
医薬品との相互作用 ・クワ(ブラックマルベリー)の葉には血糖降下作用があるため、糖尿病の治療を受けている人では注意する必要があります。
豆知識 クワは温暖地方のクワ科の植物で、俗に「血糖値の上昇を抑える」、「コレステロールを下げる」などといわれていますが、ヒトでの有効性については信頼できるデータが見当たりません。安全性については、アレルギーを誘発する可能性があるとされています。妊娠中・授乳中の安全性については信頼できるデータがないため使用は避けるべきでしょう。
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ケール (俗名:ハゴロモカンラン) [英]Kale [学名]Brassica oleracea var. acephala DC. (アブラナ科)
こんな人にお勧め 食生活の偏りが気になる人・生活習慣病が気になる人・便秘がちな人・美容が気になる女性
主な働き ケールは地中海沿岸が原産とされるアブラナ科の植物で、キャベツやブロッコリーの原種です。緑葉カンラン、羽衣カンランなどとも呼ばれま、若い青葉は「青汁」の原料として使われます。
青汁には、ビタミン群、ミネラル類、酵素類、葉緑素、各種フラボノイドが多く含まれています。
 また、食物繊維が非常に多く含まれ、便秘の解消や血糖値上昇の抑制、コレステロール値の改善に役立つので生活習慣病が気になる人におすすめです。生活習慣病の原因のひとつである活性酸素を消去する効果も知られており、さまざまな生活習慣病やがんなどの予防効果が期待されます。
ケールやブロッコリー、カリフラワーなどアブラナ科の野菜を豊富に摂取しているヒトは、肺がん、胃がん、直腸がんなどを発症するリスクが低いという報告があります。
授乳中の女性の乳房の充溢に対して、外用で有効性が示唆されています。
おもな成分 たんぱく質、脂質、炭水化物、カルシウム、リン、ビタミンA、B1、B2、Cなどがキャベツに比べて豊富で食物繊維も多く含まれますが、ケール独特の成分は知られていません。
医薬品との相互作用 アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)やオキサゼパム(抗不安薬)と併用すると、これらの薬剤の代謝を早め、血中濃度を下げるので効果が現れないことがあります。
豆知識 ケールの歴史は古く、紀元前200年のギリシャで野生のケールを食べる羊が元気で生育が早いことから、人間の健康のために栽培を始めたといわれています。
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高麗人参(オタネニンジン、紅参) [英]Oriental ginseng, Chinese ginseng, Korean ginseng,、Ginseng root. [学名]Panax ginseng C.A.Mey.(ウコギ科)
こんな人にお勧め 疲れが気になる人・冷え性、肩こりがつらい人・更年期が気になる人・風邪を引きやすい人・ストレスがたまっている人など
主な働き 1)健康な中高年における抽象思考、暗算の能力、反応時間が向上したという知見があります。また、オタネニンジン100mgとイチョウ葉エキス60mgを1日2回摂取したところ、38-66才の人において記憶力が向上したという知見もあります。
2)U型糖尿病のかたで、オタネニンジン200mg/日摂取で、空腹時血糖値を下げたという知見があります。
3)慢性気管支炎の悪化に対する治療の補助。抗生物質との併用で細菌数が抗生物質単独よりも減少したとの報告があります。
4)インフルエンザワクチン接種の4週間前に摂取を開始し、8週間続けたところ、カゼや流感の発症を有意に抑えたという報告があります。
5)胃、肺、肝臓、卵巣、皮膚のがんを予防するらしいと言われています。
6)疲労衰弱時の活性化及び防御に、また作業能力と集中力の低下したときに、あるいは病後の回復期に強壮剤としてコミッションE(ドイツの薬用植物の評価委員会)から承認されています。
7)経口摂取で勃起不全(ED)に対して有効性が示唆されています。
8)また、ホルモンのバランスを整えることで更年期の不定愁訴に効果があるとされています。
9)以上のほかに大脳を鎮静させる作用もあり、気持ちを落ち着け、ストレスをやわらげる効果も期待できます。血液循環を促し血中のコレステロール値を下げることにより、高脂血症、動脈硬化、心筋梗塞などを予防するともいわれています。
おもな成分  主成分はジンセノサイドというサポニンで、身体の細胞や臓器の働きを活発にする作用があり、広く滋養強壮効果が認められています。
 11種類のホルモン様サポニン(日本ではジンセノシド、ロシアではパナキソシドと呼ばれる)、精油、ステロール、デンプン,ペクチン、ビタミンB1,B2,B12,コリン、脂肪、ビタミンB群、マグネシウム、カルシウム、鉄、マンガン、バナジウムなどをふくみます。
注意すること ・長期連用は3ヶ月以内にとどめましょう。これ以上では不眠などの副作用がでます。2ヶ月連用後、2-3週間間隔を置いて摂取する方法が勧められています。
・健康な若者および成人における運動能力の向上や、健康感(sense of well-being)を増大させる目的に対しては、経口摂取で効果がないことが示唆されています。
・妊娠中、授乳中、および小児に対する安全性については充分な情報がないので、使用を避けること。3人の新生児がオタネニンジンの煎剤0.3-0.6gの摂取により中毒を起こし、1人は死亡したという報告もあります。
・出血時、血栓症患者、高血圧、臓器移植をした患者さんには禁忌です。
・妊娠中の女性、40歳以下、うつ病、不安、急性炎症性疾患には使用すべきではありません。
・心疾患患者では、悪影響が起きることがありますので注意しましょう。
・エストロゲン様作用があると思われますので、乳がん・子宮がん・卵巣がん・子宮内膜症・子宮筋腫の患者は摂取を避けたほうがよいでしょう。
医薬品との相互作用 ・コーヒー、茶などに含まれるカフェインと同時摂取するとオタネニンジンの作用を強め、また、カフェインの作用も強めます。長期摂取で血圧上昇が起きた人が複数報告されています。
・ワルファリンなどの抗血液凝固薬や抗血小板薬を服用中の方は注意が必要です。
・インスリンの作用を強める恐れがあるので、糖尿病の方は注意してください。
豆知識 朝鮮人参、オタネニンジンとも呼ばれるウコギ科の薬草。中国最古の医薬品集やマルコポーロの「東方見聞録」にも収載され、難病に効く薬草・不老長寿の霊薬として珍重されてきました。調製法により「白参」と「紅参」に大別されています。
なおエゾウコギやサンシチニンジンとは若干成分や作用が異なっています。
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コエンザイムQ10 ( CoQ10,キューテン、ユビキノン、ビタミンQ) [英]Ubiquinone (UQ) [学名]Ubiquinone (UQ)
こんな人にお勧め 動悸、息切れが気になる人・体力の衰えが気になる人・疲れが気になる人・老化が気になる人・美容が気になる女性・ダイエットをしている人など
主な働き コエンザイムQ10(CoQ10)はユビキノンとよばれる脂溶性のビタミン様物質で、体内でも合成されています。ユビキノンの中でもCoQ10が動物に存在する型です。コエンザイムQ10の「10」という数字は構造中のイソプレンという化学構造の繰り返し数を表しています。
 人間の身体は約60兆個の細胞から成りたっています。細胞内のミトコンドリアではエネルギー源ATPがつくられ、ここから放出されるエネルギーで生命活動が行われています。コエンザイムQ10はおもに肝臓でつくられ、電子伝達系として、このATP産生に関っています。人間の体内、特に心臓や、エネルギーを必要とする骨格筋に多く存在していますが、20歳をピークに加齢とともに減少していきます。
1)軽度から重度のうっ血性心不全患者に対し、通常の治療にコエンザイムQ10をプラスすると、クオリティオブライフ(QOL)、入院率、肺水腫、心臓性喘息、その他うっ血性心不全の症状である呼吸困難、末梢の浮腫、肝臓肥大、不眠などを有意に改善させると思われる。
2)狭心症患者における運動への耐久性を上昇させる可能性が示唆されています。
3)他の降圧剤と併用で、相加的な血圧降下作用を示します。それは特に収縮期血圧(上の血圧)で顕著です。
4)筋ジストロフィーの治療に経口摂取で、有効性が示唆されています。
5)300-1200mg/日の高用量コエンザイムQ10摂取は、初期のパーキンソン病患者の機能低下を遅らせる可能性があります。
6)経口摂取で歯周病、偏頭痛の予防、抗酸化作用、精子活性化作用、免疫増強作用が示唆されています。
7)U型糖尿病患者の血糖コントロールについては効果が無いとの報告と、コントロールの可能性があるとの相反する報告があります。
多く含まれる食品  牛・豚のレバー、イワシ、サバなど。野菜ではブロッコリー、カリフラワー、ニンジン、ジャガイモなどに含まれています。
注意すること 副作用はほとんどありませんが、大量に摂取すると、胃腸障害をおこします。
医薬品との相互作用 ・血圧降下剤を服用中の方はCoQ10が作用を増強して血圧を下げすぎる可能性がありますので、注意してください。
・ビタミンK様の作用がありますので、ワルファリン服用中の方はCoQ10を摂取しないで下さい。
・血糖降下薬の作用を増強するとの報告がありますので、血糖降下薬服用中の方はサプリメントのCoQ10服用は避けたほうが良いでしょう。
・スタチン系の抗コレステロール薬(メバロチン、リポバス、リピトールなど)服用中の方はCoQ10の体内産生量が減少しているとの報告があります。体外からの補充が必要です。
豆知識 コエンザイムQ10はビタミンQとも呼ばれ、もともと心臓の薬として用いられてきたのですが、2001年より厚生労働省によって食品としての使用が認可されました。
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コラーゲン [英]Collagen [学名]Collagen
こんな人にお勧め 肌を美しくしたい人・老化が気になる人・関節が痛い人・歯や骨が弱い人・更年期が気になる人・女性全般
主な働き  コラーゲンは、皮膚、血管、腱、歯などの組織に存在する繊維状のタンパク質で、からだを構成する全タンパク質の約30%を占めています。コラーゲンの40%は皮膚に、20%は骨や軟骨に存在し、その他に血管や内臓など全身に広く分布して、細胞や組織をつなぎ、弾力を与え、身体を形成する働きとともに、関節の軟骨部では潤滑油的な働きもします。
 関節の痛みなどはコラーゲンの減少が要因ともいわれています。また骨の形成にも深く関わっており、カルシウムが骨に定着するのを助ける働きもあるため、骨粗しょう症の予防にも効果が期待できます。
 コラーゲンは肌から浸透しませんが、保湿性があるので、肌との馴染みが良く、皮膚表面でうるおいを保つことがわかっています。乾燥や肌荒れを防ぐ効果が期待できるでしょう。
多く含まれる食品  鶏肉の手羽、ガラ、豚足、牛すじ、フカヒレ、ドジョウ、ナマコなど、動物の骨や皮の部分に多く含まれます。「ゼリー」や「ゼラチン」はコラーゲンの類縁物質です。
 食品100g中に含まれるコラーゲンの量はおおよそ次のとおりです。牛すじ肉32g、とり皮25g、軟骨16g、鰻7g、カレイ6g、サザエ4g(NHKためしてガッテン 2000年8月30日)
注意すること  アレルギーを誘発する可能性があります。アレルギー体質の方は摂取をさけたほうが良いでしょう。
豆知識  コラーゲンはタンパク質なので胃や腸で分解され、アミノ酸として吸収されます。そのあと、体内でコラーゲンに作り直されるわけですが、その際ビタミンCを一緒に摂ればより効率良く作られるとの報告があります。
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コンドロイチン硫酸
こんな人にお勧め 関節が痛い人・腰痛・五十肩・骨粗しょう症が気になる人・肌を美しくしたい人・難聴が気になる人など
主な働き  コンドロイチン硫酸はムコ多糖の一種で、コラーゲンとともに軟骨、骨、心臓弁、皮膚、角膜などの結合組織を構成し、特に関節軟骨の約27〜43%を占めています。
 身体の弾力性保持や、物理的なクッションの役割、保水性などの働きのほかに細胞の新陳代謝を活発にする作用があるといわれています。
 関節痛をやわらげます。これは抗炎症作用・局所循環改善作用・コラーゲン線維安定化作用によるものとおもわれます。
 強大音響による難聴からの回復を促進します。
多く含まれる食品  納豆、山芋、オクラ、ナメコ、海藻、フカヒレ、ツバメの巣、スッポン、すじ肉など、植物性・動物性を問わずネバネバしたものに含まれています。
豆知識 コンドロイチン硫酸はムコ多糖の一種です。ムコ多糖の「ムコ」はネバネバした粘性物質を意味する言葉です。
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ザクロ (石榴) [学名]Punica granatum (ザクロ科)
こんな人にお勧め 更年期が気になる人・肌を美しくしたい人・歯や骨が弱い人・骨粗しょう症が気になる人・女性全般
主な働き  種子に含まれる女性ホルモン様物質が、女性の更年期特有の諸症状の緩和や、骨粗しょう症の予防・改善、美肌効果をもたらすのではないかと期待されています。
 しかし、果実の状態では種子を噛んでエキスを吸わなければならず、しかも種子100g中に17mgしか含まれていないため、期待するほどの作用があらわれるかどうかは不明です。
おもな成分  食べられる部分は少なく、約20%ほどしかありません。果汁の成分は糖質約17%、クエン酸1.5%、ビタミンCなどを含みます。
 種子にはプニカ酸、エストロン、エストラジオール、β-シトステロール、マンニトール等を含むとの報告があります。
豆知識  ザクロはイラン、アフガニスタン周辺を原産地とする植物で、種子が多いことから、古代ヨーロッパでは豊穰の、中国では子孫繁栄のシンボルとされてきました。日本には平安時代に渡来し、当時は種子を銅鏡磨きに利用していたといわれています。これは種子がクエン酸、リンゴ酸などの有機酸を多く含んでいるからです。
 漢方では根皮部分を「石榴皮(ザクロヒ)」と呼んで、駆虫剤として使います。
参考:古泉秀夫、健康食品Q&A(2003年鰍カほう)
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サメナンコツ(鮫軟骨) [英]Shark Cartilage [学名]Shark Cartilage
概  要  サメはがんを発症しないという説が登場して以来、俗に「サメの軟骨は人においてもがんを防ぐのではないか」といわれてきました。しかし、その後の研究により、サメにも腎臓がん、リンパ腫、軟骨腫が発見され、サメにも癌が発症することが判明しました。
 未だにサメ軟骨がある程度の「抗がん作用」をもつとする説もありますが、その科学的なデータは見当たりません。
主な成分 40%がタンパク質で、5-20%のアミノグリカン配糖体、他にカルシウム塩を含みます。成分としてコンドロイチン(サメ由来はコンドロイチン硫酸 chondroitin sulfate D)があります。アブラツノザメの胃や肝臓から発見されたスクワラミン(squalamine)は、いわゆるサメナンコツの成分とは区別されています。
注意すること  経口摂取で吐き気、嘔吐、消化不良、便秘、低血圧、めまい、高血糖などの副作用を起こすことが知られています。また、10週間にわたって鮫軟骨サプリメントを摂取して肝炎を発症した症例が報告されています。急性肝炎の症状である微熱、黄疸、眼球黄変などに注意が必要です。
 サメナンコツは血中のカルシウム濃度を上げることが知られています。高カルシウム血症の方やカルシウム剤を服用中の方が本品を摂取するのは危険です。妊娠中・授乳中は安全性に関する信頼できるデータがないことから使用を避けるべきです。
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ジアシルグリセロール  Diacyl glycerol(略DAG)
こんな人にお勧め ダイエットしたい人・肥満気味の人・中性脂肪が気になる人・糖尿病が気になる人
主な働き 1)食後の血液中の中性脂肪上昇を、通常の食用油の半分に抑制します
2)4ヶ月連続摂取で肥満者での体脂肪蓄積を抑制し、内臓脂肪を減らしたとの報告があります。
3)糖尿病が気になる方が3ヶ月連続摂取したところ、グリコヘモグロビン(HbA1c)が低下したとの報告があります。
多く含まれる食品 特定保健用食品「エコナ」他
豆知識 ジアシルグリセロールはもともと食用油に2〜5%含まれている成分で、「エコナ」はこれを80%含有しています。
食事と一緒に摂ると、通常の食用油(トリアシルグリセロール略TAG)は小腸でいったん分解されてから、小腸上皮細胞の中にはいり、再び同じTAGに再合成されて、エネルギーとして使われたり、体脂肪として蓄積されたりします。ところが、このDAGは再合成されないため、脂肪としての働きが行われないのです。
DAGの効果は中性脂肪が多い方ほど、肥満している方ほど大きく現れ、正常値の方では殆ど効果がありません。
参考:花王株式会社ホームページ
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シジュウム、グァバ(別名:バンジロウ,番石榴) [英]Common guava [学名]Psidium guajava L(フトモモ科)
こんな人にお勧め ダイエットしたい人・肌を美しくしたい人・シミや日焼けなど肌のトラブルが気になる人・糖尿病が心配な人など
主な働き シジュウムグァバの有効成分は、今話題のポリフェノール化合物であるタンニンです。
1)本態性高血圧の方が果実を12週間摂取したところ、血中脂質や血圧が有意に低下したという報 告があります。
2)下痢における腹痛をやわらげます。
3)糖の吸収を穏やかにするので、血糖値の急激な上昇をおさえます。
4)中国では古くから下痢や、皮膚湿疹、掻痒に用いられています。
主な成分 果実、葉の成分には多量のタンニン(pedunculagin, strictininなど)、ビタミンA、C、E、フラボノールのケルセチン(quercetin)、guajaverinなどを含みます。また精油(リモネン、カリオフィレンなど)を含みます。葉の乾燥物にはビタミンB群、Cのほか、ビタミンUと呼ばれる物質も含まれています。
豆知識 熱帯アメリカが原産のフトモモ科の植物で、中国南部や日本でも九州地方で栽培され、一部は野生化しています。日本名では「バンジロウ」と呼ばれ、果実は塩漬、ジャム、ジュースとして用いられます。他の植物に比べ、シジュウムの葉には、タンニンの含有量が多く、このタンニンがシジュウムの秘密といわれています。
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シジミ [英]Fresh water clam [学名]Corbicula japonica (ヤマトシジミ)、Corbicula leana (マシジミ)、Corbicula sandai (セタシジミ)、(シジミガイ科)
概要 シジミは、日本各地に生息するシジミガイ科の二枚貝の総称であり、古くから食べられています。シジミには、タウリンなどのアミノ酸、ミネラル、ビタミンが多く含まれています。近年そのエキスが健康食品として用いられ、俗に「肝臓に効く」、「黄疸に効く」といわれていますが、ヒトでの有効性については信頼できるデータが見当たりません。
また、エキスとして利用した場合の安全性についても、信頼できるデータが見当たりません。
主な成分 アミノ酸(タウリン、メチオニン、アルギニンなど)、ビタミンB群(B1、B2、B12)、ミネラル類(カルシウム、カリウム、鉄)
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シソ (紫蘇、エゴマ)   [英]Perilla [学名]Perilla frutescens (L.) Britton var acuta Kudo
こんな人にお勧め アレルギーが気になる人・花粉症が心配な人
主な働き 古くからシソの葉は「蘇葉」と呼ばれて解熱・鎮痛などに、シソの実は「紫蘇子」と呼ばれて鎮咳・去痰に用いられてきました。
また、シソ種子の油には炎症物質の生成を抑制する「ロスマリン酸」「α−リノレン酸」が含まれています。
杉花粉症の方がシソ葉エキスを21日間服用したところ、半数以上の患者さんでは症状軽減したとのデータがあります。特に、鼻や目のかゆみ、涙目などが改善されています。
おもな成分